考えるということ★言うは易し行うは難し
どうもこんにちは、モリシタです。
昨日、超ホワイト企業と名高い未来工業の創業者である、山田昭男さんの著書を読みました。
「ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる」Amazon CAPTCHA
この著書の中で山田さんは、「常に考えることで常識に囚われなくなり、より従業員と顧客の満足を達成できる」というようなことをおっしゃっています。
残業なし、報連相なし、副業自由、とにかく考えろ!常に考え、そして行動せよー!
という感じで、なかなかこんな忙しい会社はないけれども(逆にいうと一日7時間15分しか働くことが許されていない)、社員はとても満足しているようす。休日も年間120日以上あるようです。
本の中には、ある時お盆の休みを3日減らしたら、逆に売上が下がったという話までありました。ケチった結果社員のモチベーションや満足度を損なうと、単に人件費が下がったことで会社側は喜べないんだなー、ということを学びました。
やる気のある社員と不満があってやる気のない社員ではそれは業績に大きな違いが出るのは当然です。
つまり、成果を上げたり日常のタスクをこなすための時間が限られている未来工業の業績は、その社員のやる気によって左右される部分が非常に大きいということになります。
「これだけ会社にしてもらってるんだから」と考えるのが日本人。
西洋人は恩に対する報恩の感情があまりないと聞いたことがあります。
逆に会社に対して不満があると、何でもかんでも自分の会社に対する復讐(経費のちょろまかしやさぼりなど)の動機となる可能性があります。
自分のために人を働かせようとすると後ろから刺されるということですね(笑)
そう考えますと、未来工業の山田さんは、従業員に考えさせる天才です。
よくいる社長さんのように従業員に考えることを強制するのではなく、従業員に自ら考えてもらう環境を整備することで、従業員の力で、あれだけのホワイトな経営と福利厚生を実現しているのですから。
具体的に考え、実行するには多大なエネルギーとそれなりの動機がなければなりません。
企業において、その動機を最初に与えるのは会社側。
与えてもその報いが帰ってこないと考えて与えられないのが普通の人。
そこをやってのけた山田さんは、つまり物事をよく考える人だったという話でした。
まだ読んだことのない方は、この山田昭男さんの著書、いくつも出ておりますので、読んでみられると色々役立つことがあると思います。(もしかしたら家庭問題の解決にもなるかも・・・特にお父さん必見です)
それではどうも、ありがとうございました。
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