食べ物の意味
私は個人的に思います。
食べ物に善悪はないと。
例えばコンビニ。
大多数の人々の潜在的なニーズが、あの、24時間口当たりの良いものを提供することのできるサービスを生み出した。
コンビニの飲食物のどれを見ても、必ず添加物は入っているし、先日は、なぜかコロッケパンに砂糖が含まれていました。
しかしこれらの不健康食品は、そういったサービスを求めた消費者が代償として払わなければならないリスクであり、コンビニという不自然な飲食物の配給拠点を維持するためには、同じく不自然なもの、理にかなっていないものでそれを支えなければなりません。
では、完全に自然なもの、オーガニックなものだけであった方がいいのでしょうか。
たしかに、健康の面で言えばそうだと断言できます。
私たちの血肉を作るのは食べ物だからです。
原因と結果は不可分です。
ところが、私たちの生活とは食べ物だけで語れるものではありません。
むしろフォーカスすべきは、満足を求めてしまう心であると考えます。
食べ物自体に意味があるわけではない。
自分の食事するものは自分の心の決断の投影、つまり結果であるから、だから、私たちは食事を見直すと同時に、自分自身を見直すことになるのです。
食べ物について考え直すことは、皆さんの体について再考を促すことではない。
皆さんのあり方そのものについて、点検と修正を求める1つの手段として、食べ物があるのだと思います。
なぜなら、私たちは生きるために食べるからです。
心を健全に保ち、より高い生活の意義を発見し、それを行うことのために、食べ物は存在します。