食べるものがない...★飽食飢餓時代に生きる日本人
どうもこんにちは。モリシタケイです。
自然栽培の野菜には、私たちの生活と考え方を自ずと方向づけるだけのポテンシャルがあります。
だから、自然栽培の野菜を意識的に選ばれる方々にはどこか似たところがあります。
私がお会いした中では、みなさん、どなたも非常にまじめな方ばかりです。
そういった方々との出会いが必然的に多くなるからこそ、この商売をしている面もあります。
さて、自然栽培野菜の対極にあるのは、今現在大量に出回っている食品全般だと言えます。
それらは飽食と肥満、腐敗と病気を招きます。基本的に人間の脳に作用する麻薬的な成分(代表的なのがブドウ糖、ステビアなどの甘味料)を含んでいるため、衝動的な反応によって私たちに選択され、カゴに入れられ、レジを通ったあとに口に入れられます。
ここで注意が必要ですが、それは反応であって、判断ではありません。
受動的なものであって、能動的なものではありません。
日本のテレビは、暇さえあれば食べ物のことばかりを話題にします。
芸能人が人気の飲食店を訪れるとか
どの食べ物のほうが値段や人気がどうとか
飲酒の爽快感を広告するものや
ある特定の商品と家族の絆が強調されるCMとか
まるで手持ち無沙汰になったら食べてそれをごまかす習慣さながらに、テレビがどれだけ手持ち無沙汰にしているかがよくわかります。
実際スーパーなどにいけば、消費者に押し付けられているがごとく、食べ物が私たちを取り囲み、圧倒しています。
本当は食べなくてもいいものも、見切り品として安くすることによって消費者に買わせています。
もうすでにお気づきになられている方もいるかもしれませんが
しかし、わたしたちが食べるものが身のまわりにほとんどありません。
あり余り廃棄され続けている農産物や食料品の数々。
過剰供給されているそれは、本当に私たちが食べるべき食品と呼べるものでしょうか。
どちらかと言えば、食べないほうが身のため、というものがたくさんあるように思います。
そういった意味で、我々はとても貧しい時代に生きているのかもしれません。
これからの時代、自分や家族の身を守れるのは自分たちだけです。
情報も、食品も、思想も、誰かの模倣をしても誰もその責任を取ってはくれないのです。
飽和と飢餓の逆説の中に生きる私たちには、自分たちで計画し、考え、判断、行動する能力が不可欠です。
少々辛辣なことをお話しましたが、個人的には、より良い生活を送るために色々と考えて実際に行動するというサイクルが大好きです。
そのためには本もガンガン読みます。
子供の頃は、自分がこんなに読書をするようになるとは夢にも思いませんでした(笑)
それではどうも、ありがとうございました。
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